歯垢と歯石の違い

歯垢と歯石という言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃいます。しかし、その二つの違いを正確に分かっている方は少ないです。この文章では、歯垢と歯石の違いについて解説していきます。
歯垢は白くてヌルヌルした塊です。これは、食べ物の残りカスを餌に、増えていった細菌の塊です。この歯垢の中では、細菌たちが集まり、細菌に都合のいい環境を作っています。その細菌たちは、虫歯や歯周病を引き起こすため、歯を磨く時、意識的に取り除くことが自身の健康につながります。
一方、歯石は歯垢が時間が経って石灰化したものです。歯石自体にはあまり痛みを発生する要素はありませんが、しかし細菌の温床になりやすく、虫歯や歯周病口臭の危険性を高めます。
歯垢や歯石を取り除くためにはどうすればいいのでしょうか。
これは普段のセルフケアが重要になります。歯磨く時には、前歯の裏や、奥歯の内側、外側など目に見えないようなところを重点的に磨くことが大切です。また、デンタルフロスを利用することで、歯と歯の間の磨き残しを取ることができます。