酸蝕症とは

私たちが日々食べる食べ物は、栄養となり、私たちの身体を支えています。しかし、身体に悪いものを食べると、むしろ身体に悪影響を及ぼすこともあります。その悪影響の一種が、酸蝕症です。

酸蝕症とは、食べ物や飲み物に入っている酸により、歯が溶けてしまい、健康的な歯より薄くなってしまう症状のことを言います。この状態になると、歯が欠けやすくなったり、しみる、と感じやすくなったりします。

原因としては、酸を多く含む食べ物を多量に食べる、ということや、食べたものを吐いてしまうときに、逆流してきた胃酸によって、少しずつ溶かされてしまう、ということや、習慣的に、酸性の化学物質を吸引している、ということが挙げられます。

対策としては、食生活の改善や、化学物質があまりない場所に引っ越すことなどです。

実際に酸蝕症になってしまっても、今はコンポジットレジン修復などの治療法があるため、すぐに歯科医院に行き、治療してもらいましょう。